30秒で診断!ライバー給与診断!
ライブ配信でお金を稼いだけれど、確定申告って必要なのかどうか悩んでいるライバーや不安に思っているライバーもいらっしゃると思います。
ライブ配信は趣味に近いので、専業だとしても副業だとしても確定申告の必要があるかどうかわかりづらいですよね。
そこで本記事では、ライバーにおすすめの税理士事務所・税理士法人を紹介します。
目次
ライブ配信で稼いだお金には確定申告が必要?
専業ライバーとしてライブ配信で稼いだお金は、課税所得となるため必ず確定申告が必要になります。
課税所得:所得から所得控除を引いたもの
ライバーのケースにあてはめて、詳しく説明すると、
という構図になります。ただ、副業でライブ配信をしている場合も、課税所得に当てはまるのでしょうか?
所得が20万円以下の副業は確定申告の必要がない
よく耳にするのは、「所得が20万以下の副業は確定申告の必要がない」というワードですが、これは正解でもあり不正解でもあります。
本業が別にあり、副業でライブ配信をおこなっている場合に所得が20万円以下の場合は、基本的には確定申告の必要がありません。
しかし、住民税にはこれらのルールが適応されないため、住民税の確定申告が必要となります。
もう少し細かく言うと、本来確定申告の際には同時に住民税額を算出してもらえるため、特別に住民税の申告をする必要がないのです。
しかし、所得が20万円以下の場合は確定申告をする必要がないため自分で住民税の申告をしなければいけません。
つまり、専業・副業問わずライブ配信で稼いでいる人は確定申告が必要になります。
ライバーにおすすめは青色申告
税理士に頼らず、個人で確定申告する場合は青色申告がおすすめです。
青色申告とは、事業所得で申告した場合に税制上の優遇を受けることができる確定申告のことを指します。
複式簿記は収入や経費などを帳簿に記帳するときのルールのことを指し、少し複雑なため一見めんどくさいと感じるかもしれませんが、青色申告にはメリットがたくさんあります。
ライバーにおすすめな青色申告のメリット
ライバーが青色申告するメリットは3つあります。
- 青色申告特別控除が可能
- 青色事業専従者給与額を必要経費に算入可能
- 少額減価償却資産の特例措置
青色申告特別控除が可能
まず1つ目の「青色申告特別控除が可能」という項目ですが、これは所得から青色申告特別控除額を控除することができます。
通常55万円を控除することができますが、電子申告するなどの一定条件下で65万円の控除が可能です
青色事業専従者給与額を必要経費に算入可能
次に、「青色事業専従者給与額を必要経費に参入可能」という項目は、同一生計の15歳以上の親族で、専業としてその事業に従事している場合に、その家族の給与を必要経費とすることが可能になります。
ですが、なかなか同一生計の親族がライバーの可能性は限りなく低いと思うので、この項目は当てはまらない方が多いかもしれません。
少額減価償却資産の特例措置
最後に、「少額減価償却資産の特例措置」の項目ですが、これは10万以上の資産を取得した際は、通常は全額を経費にすることができず、取得金額を一定期間に渡り分割して経費とする必要があります。
ただし、青色申告をおこなっている場合は、1個あたり30万円未満の「少額減価償却資産」と呼ばれる資産を購入および使用した際に一括で経費として計上できるといった特例措置があります。
このように、さまざまな控除形態があり、前払いとなっている源泉徴収税額が確定申告により所得税より多かった場合は、納付しすぎた税金が返ってきますので、必ず確定申告をするようにしましょう。
ライバーは青色申告が可能
専業ライバーとして生計を立てている場合は、事業所得に分類されます。そのため、青色申告が可能になります。
ただし副業ライバーの場合、給与所得の割合が高く、生計を給与所得で立てている場合は雑所得とみなされ、青色申告ができなくなっています。副業ライバーの場合、
- 給与所得と同程度にライブ配信の所得がある
- 継続してライブ配信をしている
など、事業と認められるような実績がある場合は、事業所得に分類することができ、青色申告が可能になるケースもあります。専業ライバー・副業ライバーどちらにしても事業所得として判断してもらえるように、事業としての実績の証拠を準備しておくと良いでしょう。
税理士に頼らない!ライバー個人で確定申告をする流れ
簡単に確定申告のフローを説明します。確定申告の前には、事前準備が必要になります。
主に、領収書や控除証明書の保管と収入や経費を記帳した帳簿2つが必要なものになります。
1.領収書や控除証明書を保管しておく
領収書や控除証明書とは、
・ライブ配信で得た報酬の明細
・ライブ配信にかかった経費の領収書
・所得から引かれる生命保険料控除などの控除証明書
これらのことを指します。
どれも経費や控除を証明する大切な書類ですので、きちんと保管しておきましょう。
2.経費を帳簿にまとめておく
次に、収入や経費ですが、
・ライブ配信の収入
・ライブ配信にかかった費用(経費)
などのお金の流れを、日付・金額・取引などをしっかりと明記した帳簿をまとめておく必要があります。
3.確定申告をする
そして、確定申告は1月1日から12月31日までの売上を計上して提出しますので、毎年2月頃になると確定申告の手続きで大忙しになります。
1年で得た収入や経費を計算し、所得控除も考慮して確定申告書を作成し、税務署へ提出します。
最近ではネット上で確定申告書を作成することや、自力で難しい場合は会計ソフトを利用するか、税理士に相談すると良いでしょう。
ライバーの確定申告におすすめの税理士事務所
個人的には、ライバーのみなさんは税理事務所に確定申告をお願いしたほうが楽で良いと思います。スポットの依頼であれば数万円で脱税や申告ミスのリスクをなくせますし、確定申告の準備にかかる時間を配信に充てたほうがトータル的には稼げると思います。
そこで、ライバーにおすすめの確定申告事務所をご紹介します。
アンテリジャンス税理士法人
アンテリジャンス税理士法人は、障がい福祉の経理事務に特化した大阪の税理士事務所です。ライバー限定の特別プランを用意しており、格安でお願いすることができます。
さらに、ライバーキャンパス経由の方には価格面で交渉可能とのことなので、是非ライバーの方には一度お問い合わせいただきたいです!
辻・本郷税理士法人
税理士事務所最大手の呼び声高い、辻・本郷税理士法人。大手に任せたい方におすすめの税理士事務所です。
大手ならではの信頼と実績がありますが、価格面では他事務所と比べて若干高めとなっております。ただ、それだけの信頼がある事務所ですので、是非お問い合わせください!
税理士ドットコム
税理士事務所ではないですが、個人の税理士を探すことができるポータルサイトです。企業ではなく個人の税理士にお願いするので、融通がかなり効くことがメリットとなります。
一方で、なにか問題があった際に連絡が取れない等、一定のリスクも発生するので、その点を理解いただいたうえでお問い合わせください。
まとめ
ライブ配信での収入に関する確定申告についての解説しました。
専業ライバーの場合は必ず確定申告が必要で、副業の場合も所得20万円以下でも住民税の申告は必要です。
確定申告の方法として青色申告がおすすめで、最大65万円の特別控除や少額減価償却資産の特例などのメリットがあります。
ただし副業の場合は、給与所得が主な収入源である場合、雑所得とみなされ青色申告ができません。
追尾課税や申告ミスを防ぐためにも、税理士への依頼も検討すべきで、中でもアンテリジャンス税理士法人がおすすめです。
アクセスランキングアクセスランキングアクセスランキング
すべて
Pococha
17LIVE
BIGO LIVE
TikTokLIVE
イベント
インタビュー
・ライブ配信の収入(収入) ー ライブ費用にかかった費用(経費) = 所得
・所得 ー 社会保険控除などの所得控除 = 課税所得