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確定申告というワードは聞いたことあるものの、面倒くさい・難しい・税金を追加で払わないといけないと思い確定申告をしてないライバーもいるかもしれません。
しかし、実はとてももったいないことをしています！！
目次
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ライバーにも確定申告は必要？
「投げ銭や案件収入は副業だから大丈夫」と思っている方は要注意です。
ライバーとして得た収入は、しっかりと所得として扱われます。
年間20万円を超えると確定申告が必要です。
「20万円以下なら確定申告不要」と考えがちですが、住民税の申告が必要になる場合もありますので、一概に安心はできません。
ライバーは申告漏れが多い業種
国税庁のデータによると、配信者を含むコンテンツ配信業は申告漏れが多い業種の上位に入っています。
※「令和5事務年度の所得税及び消費税調査等の状況」では、事業所得を有する個人の1件あたりの申告漏れ所得金額が高額な業種に「コンテンツ配信」がランクイン。
つまり「申告していない」「経費を過大に計上している」といったケースが目立つ業種であり、税務署からもチェックされやすい、いわば狙われやすい業種なのです。
税務調査を受けやすいケース
では、どのような人が調査対象になりやすいのでしょうか。
代表的なケースは以下のとおりです。
- 無申告である
- 収入が急に増えた
- 経費を過大に計上している
- プラットフォームの入金明細と申告額に差がある
税務署はこれらのポイントを重点的に確認し、不自然さがあれば調査に踏み込んできます。
税務調査で発覚した場合のリスク
「少しくらい大丈夫だろう」と思っていると大きな負担につながります。
調査で申告漏れが見つかると、次のような対応を受ける可能性があります。
- 通常3年分の調査が、最大5年分まで遡及される
- 無申告加算税や重加算税により、追加で税金を課される
- 延滞税が発生し、支払額が膨らむ
- 悪質と判断されれば刑事罰（脱税）の対象となる
「知らなかった」では済まされないのが税金の厳しさです。
ライバーでも経費は有効
ライバー活動に必要な支出は、基本的には経費として計上できます。
代表的な例は以下のとおりです。
- PC・マイク・カメラ・照明などの機材費
- 配信用の衣装やメイク用品
- 打ち合わせやイベントにかかる交通費・会場費
- ネット回線やスマホ代（ただし私用分は除外して按分）
ただし、生活費まで経費として計上するような無理な処理はすぐに否認されます。
領収書や明細など証拠を残すことが大切です。
トラブルを避けるためのポイント
- 収入と経費を日常的に記録しておく
- 領収書やレシートを必ず保存する
- プラットフォームの入金明細と申告額を突き合わせておく
- 不明点は税理士に相談する
「準備を怠って後から数年分をまとめて追及される」よりも、最初から正しく対応する方が安心です。
まとめ
ライバーにとって確定申告は手間に感じるかもしれません。
しかし、早めに準備しておけば税務調査のリスクは大きく減らせます。
「配信活動を安心して続けたい」「調査は避けたい」と考える方は、まず自分は所得があり申告すべき立場にあることを認識することから始めましょう。
そのうえで、自分でできる部分はきちんと対応し、迷いや不安がある部分はプロに相談して備えておくのが安心です。
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