【中級】おすすめのライブ配信機材 マイク/ミキサー編

「BGMの音量が大きすぎ」
「雑音だらけで聞きづらい」
「声が小さくてよく聞こえない」

ライブ配信をしているとき、ファンからこんなことを言われた経験はありませんか?

上記のような音声トラブルはライブ配信につきものですが、マイク/ミキサーを使うだけで防げるケースも多いです。

そこで今回は配信機材のうちマイク/ミキサーについて、以下のことについて詳しく解説します。

この記事で紹介すること
・マイク/ミキサーを使うべき理由
・マイク/ミキサーを導入するメリット
・マイク/ミキサーの購入時に見るべきポイント

おすすめの機材を紹介していますので、本記事を読めば安心してマイク/ミキサーが選べるようになります。

トップライバー並みの高音質なライブ配信を行い、ファン獲得につなげましょう!

配信内容によってはマイク/ミキサーが必須

あなたが行いたい配信内容にもよりますが、ライブ配信をするなら基本的にマイク/ミキサーを用意しておきましょう。

とくに、カラオケや楽器演奏を含む音楽系の配信では必須の配信機材です。

スマートフォンの内蔵マイクのまま配信すると音質が悪くなってしまい、視聴者が配信に集中できません。

こうした状態では、配信内容にかかわらず途中で視聴者が見るのをやめてしまう可能性があります。

音質改善だけでなく視聴者の離脱を防ぐためにもなるべくマイク/ミキサーを利用しましょう。

マイク/ミキサーを導入するメリット3選

マイク/ミキサーの重要性について紹介しましたので、次は導入するメリットを具体的に3つ紹介します。

音質の向上などが期待できるため、音楽ジャンルの配信はもちろん、雑談などほかの配信でも役立つでしょう。

1 音質が良くなる

外部マイクを使用すると配信音声が高音質・低ノイズになるため、視聴者側できれいに聞こえるようになります。

一般的にスマートフォンに内蔵されているマイクは、外部マイクに比べて周囲の音を拾いやすい、音割れしやすいといった欠点があります。

視聴者からよく「声が聞こえにくい」と言われるときは、外部マイクを使って音質を改善してみましょう。

2 ミュート機能が使える

配信中にミュートしたり音量を下げたりできるのもメリットの一つです。

急な来客対応や水を飲むなどちょっとした瞬間の音声を止めることができるミュート機能は、ライブ配信においておなじみの機能です。

しかし、使用している配信アプリによってはミュート機能が利用できないこともあります。

ミキサー側で音声の配信を止められるようにしておくと、アプリ自体に機能が実装されていなくてもミュートが可能です。

3 音量調節が楽になる

ミキサーを配信に使うことで、音声やBGM・効果音など各種音量調節が簡単になります。

ミキサーにBGM再生用の機器とマイクの両方を接続すると、音量を別々に調節できます。

「BGMが大きすぎる」「声が小さくて聞こえない」など、ライブ配信で発生しやすい問題にもすぐに手元で対応できるのはライブ配信者に嬉しい点です。

マイク/ミキサー購入時に見ておくべきポイント

ここまで、マイク/ミキサーの重要性とその機能について解説しました。

続いて、これらの機材を選ぶときのポイントを紹介します。

ポイント1 配信端末に対応しているか

スマートフォンやタブレットなど、あなたが使いたい配信端末にミキサーが対応しているか確認しておくと安心です。

対応しているものはミキサー付属のケーブルで直接つなげるタイプ、市販の変換ケーブル(カメラアダプタなど)が追加で必要になるタイプがあります。

変換ケーブルが別途必要な機種を買う場合は、ミキサーとセットで購入しましょう。

ポイント2 ループバック機能がついているか

とくにカラオケ配信や雑談配信でBGMの使用予定があるなら、ループバック機能があるものを選びましょう。

ループバック機能は、パソコンやスマートフォンなどで再生するBGMなどの音源とマイクで拾った音声を同時に配信で流すための機能です。

ループバック機能がなくても配線の工夫により再現できる場合もありますが、配線を間違えるとミキサーが故障する可能性もあるため初心者にはおすすめしません。

特別なこだわりがなければ、ループバック機能があらかじめ付いた機種を採用するのが無難です。

ポイント3 コンデンサーマイクであるか

配信で使うマイクとしては、感度が高く、静かな環境で音を拾うのが得意なコンデンサーマイクがおすすめです。

マイクは音声をデジタル信号に変換する方式によって、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの2種類に大別されます。

ダイナミックマイクは安価ですが、コンデンサーマイクより感度が低い傾向があります。

コンデンサーマイクは電源の取り方が特殊なので、ミキサーはコンデンサーマイク対応の機種を選ぶようにしてください。

ONECARATで推奨しているマイク/ミキサーの例

本記事を読んでマイク/ミキサーを導入したくなった人向けに、ONECARATで推奨している機種の一例を公開します。

機種選びで悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

ミキサー:YAMAHA『AG03』

 

ONECARATで推奨しているのは、ヤマハ(YAMAHA)製のウェブキャスティングミキサー『AG03』です。

AG03は配信に適した機能性の高いミキサーで、ライブ配信者に広く普及しています。

主な特徴は下記の通りで、コンデンサーマイク対応・タブレット(iPad)対応・ループバック機能付きです。

・ループバック機能あり
・手元のスライダーで音量調節が可能
・エフェクト機能あり(エコーなど)
・iPad用作曲ソフト付き(Cubaseシリーズ)
・コンデンサーマイク対応(ファンタム電源付き)

AG03本体にマイク機能は付いていないので、マイクは別途購入する必要があります。

iPadとの接続にはカメラアダプタ(別売)が必要です。

マイク:audio-technica『AT2035』

オーディオテクニカ(audio-technica)製のサイドアドレスマイクロフォン『AT2035』は、楽器演奏の録音やライブ配信を想定して作られたコンデンサーマイクです。

感度がよく低ノイズであり、原音に近い高音質を実現しています。

ある方向からの音に絞って拾えるように作られた単一指向性マイクのため、ライブ配信者の声だけをきれいに拾うことが可能です。

主な特徴は下記の通りです。

・コンデンサーマイク
・低ノイズ設計
・環境音(エアコン等)のカット機能あり
・単一指向性
・ショックマウントで振動などのノイズ低減
ミキサーとの接続には、マイクケーブルが別途必要です。

接続の例(AG03を使用)

実際に接続する際の例は以下の様になります。

マイク/ミキサーを使って視聴者にやさしい配信をしよう

本記事では下記事項について紹介しました。

・マイク/ミキサーを使うべき理由
・マイク/ミキサーを導入するメリット
・マイク/ミキサーの購入時に見るべきポイント

マイク/ミキサーがあると、BGMを裏で流すといった音楽ジャンルで必須の機能が使えるほか、スマートフォン単体での配信より音質がよくなります。

音質があまりに悪いと視聴者の負担になって配信を最後まで見てもらえず、どんなに内容がよくてもなかなかファンが増えません。

最低限の音質を保つことは、人気獲得のためにも重要です。

せっかく練りに練った企画も、視聴者に届かなければ無駄になってしまいます。

マイク/ミキサーを活用することで視聴者がストレスなく配信を見られるようにして、沢山話を聞いてもらうところからはじめましょう!


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